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植物と本

私たちは「障害」についての問題を通して、その問題自体だけでなく、一人ひとりの「生き方」や「考え方」、そして人生そのものを問われているのだと思います。普段は考えないようなことでも、多様な仲間たちと、フラットかつ真剣にディスカッションして、より良い社会を作り上げる一つのきっかけとなるようなワークショプゼミ。

 

それが「障害の未来を考えるゼミ」です。

正解は一つじゃない。
だけど、この社会では答えが必要とされている。

障害の未来を考えるゼミ

エディトリアル撮影

さあ、みんなで語り合おう。

障害の未来を考えるゼミは​、障害に関心があるかどうかや、自身に障害があるかどうかを問わず、誰にでも楽しみながらフラットかつ真剣にディスカッションできるようなコンテンツ作りおよび運営・設計を心がけています。

​以下では、ゼミの具体的なトピック例をいくつか挙げています。

ブラウジング

01

私の「選択」と「障害」

私たちは毎日数え切れないほどの選択を繰り返し生きている。障害があるかないかによって、日々の選択はどのように変化するだろう。

02

障害がない世界ってどんな世界?

「障害」という言葉で、みんなは何を思い浮かべるだろう?社会では、様々な場面で障害という言葉が飛び交っているが、障害ってそもそも何だろう。

人々の移動
笑顔の男

03

見せかけのインクルージョン?

インクルーシブな社会(受け入れる社会)を目指そう、合理的配慮をしよう、とはよく言われるが、どうすれば「インクルーシブな社会」「合理的配慮」と言えるのだろうか。障害者と言われる人たちが会議に出席していれば、それがインクルーシブな会議になる?

04

障害の未来を考える

私たちは、様々な人たちと関わり合いながら毎日を生きている。生まれてから自分一人でここまで生きてきた人間は一人もいない。たまたま生まれ出たこの世界の中で、私たちが今目の前にいる人たちと共に、障害について考えることに一体どんな意味があるだろう?果たして、本当に障害について考えることは必要なのだろうか?

上を見上げる少女

「障害の未来を考えるゼミ」は、
慶應義塾大学の授業
がきっかけで生まれた。

​実は、このゼミは慶應義塾の授業の一環で生まれたゼミでした。SFC-IFCの代表でもある寺澤さんが、慶應義塾大学SFCの「生活者の社会参加」という授業を履修した時にチームを立ち上げて開催したゼミ。

全4回にわたって開催した記念すべき第1回目のこのゼミが、多くの方に「継続してほしい」「このような機会があったらまた呼んでほしい」というような声を頂いたことで、このSFC-IFCでもゼミを取り込み、活動を継続・発展させていくことにしました。

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​フラットかつ真剣に

これからの「障害の未来を考えるゼミ」がどのような発展を遂げ、経験を積み重ねていくのか、楽しみで仕方ありません。

​障害の未来を考えるゼミでは、日常生活ではあまり話さないような内容や、普段福祉業界にいても中々話題になる事はない、本質的な問いを議論することが特徴です。時に、哲学的な議題もあります。このような「根本的な議論」をフラットかつ真剣に、専門家も素人も、様々な立場の人が混ざって議論する事は、多くの化学反応を起こしたり、他人の気持ちを知り、生きていく上での想像力を培うことにも繋がります。非常に多くの可能性を秘めたこのゼミを、一人でも多くの方に参加していただきたいと思っています。皆様の手厚いご協力を賜れましたら幸いです。

SFC-IFC 代表  寺澤裕太 
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