「障害」を楽しく身近に。
「障害」と一口に言っても実はとても幅広くて奥深いテーマ。これを多様な側面から見たり体験したりする体験型ミュージアムがここに。体験すると「一筋縄ではいかない難しさ」を感じることもあるだろう。しかし同時に、そのような中でも希望の光を見出して、「難しい。けど昨日より障害というものが身近になった。」「障害に対する気持ちが軽くなった。」と思ってもらえたとしたら。
差別や偏見を減らすのに大事なのは、まずは知ること。障害福祉において大きな課題の一つ は「障害との距離感」。 知ることで考え、考えることで伝え、伝えることで知る。ここに訪れる人たちは、きっとこの良い循環の起点(スタート)となる。
テーマごとの世界が広がる部屋
障害の未来を考える文化祭では、「文化祭」の名のとおり、ミュージアムの中にさまざまな部屋が広がっており、それぞれの部屋で違った雰囲気、違った体験を楽しめるよう空間を作り込んでいます。視覚障害や聴覚障害、下半身麻痺などを擬似体験しながら、人々のリアルな声や、アート、新しい試み、ショップなど様々な展示やアクティビティによって、自分や社会、そして障害の未来に想像を膨らませるきっかけの数々を提供します。
特別協力
ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」
世代。ハンディキャップ。文化。宗教。民族。世の中を分断しているたくさんのものを、出会いと対話によってつなぎ、ダイバーシティを体感するミュージアム。
ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」は、純度100%の暗闇で、目以外の感性を使い楽しむことのできる「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を中心に、「サイレンス」「タイム」など様々な対話が生まれるミュージアム。
SFC-IFC代表寺澤は、本イベント「障害の未来を考える文化祭」に至るまで、この対話の森を創設・運営されている志村真介さん、志村季世恵さん御夫妻と共に対話を積み重ねてきました。
いよいよ障害の未来を考える文化祭の企画・準備が本格的に始まると、対話の森のあらゆるスタッフの皆様が本当に手厚いご協力・応援をくださり、そういった支援の数々の賜物として今回このような企画を実現することができ、多くの方々から喜びの声を頂戴することができました。
この場所でこの人たちと一緒「だからこそできたこと」「だからこそやったこと」は数えきれません。
SFC-IFC一同、心から感謝申し上げます。
ギャラリー
GALLERY
イベントは4日間だけでしたが、そこに至るまでには様々な道のりがありました。ここでは1週間ほど前からはじまった会場設営と、イベント4日間の様子をギャラリーとして残します。